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武蔵野S町物語 [読書や本]

永倉萬治の名前を知ったのはいつだっただろう。
多分当時よく見ていた<ビッグコミック・各誌>のコラム
だったように思う。

病に倒れ、闘病し、執筆活動を再開し、2000年に52歳で
亡くなっていたことも知らなかった。

manjinagakura.jpeg

永倉萬冶著 『武蔵野S町物語』 ちくま文庫

表紙の写真と表題に魅かれ手にした一冊。本人の自伝的な
文章だが、そこかしこに自分と同じような記憶・出来事に共感する。

自分も云わば<武蔵野S町>の生まれ・育ち
年齢も4歳違いだ。

表紙の写真に自分が写っていてもおかしくない錯覚を覚えた。
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カワカミヒロミさんの本 [読書や本]

同じ著者の文庫本を続けて読む習慣(?)がある。
今までおもに男性作家を集中して読んできた。
伊坂幸太郎、重松清、浅田次郎、佐々木譲・・・etc.

珍しく初めて手にした川上弘美の文庫本が
『どこから行っても遠い町』(新潮文庫)だった。
題に惹かれて買ってみたところ☆☆☆☆。

次に選んだのが『センセイの鞄』(新潮文庫)
これも☆☆☆☆。

続けて読もう、と決めて読み進めた結果を以下に・・・

『ざらざら』(新潮文庫)☆☆。
『古道具中野商店』(新潮文庫)☆☆☆☆。
『夜の公園』(中公文庫)☆☆。
『風花』(集英社文庫)☆☆。
『真鶴』(文春文庫)☆☆。

あぁ、この辺で芥川賞を取った『蛇を踏む』でも読んで
打ち止めにしようか・・・と悩みつつ
小説ではないものと書評集。

『大好きな本』(文春文庫)☆☆☆☆。
『ハヅキさんのこと』(講談社文庫)☆☆☆☆☆。

と盛り返し

『此処彼処』(新潮文庫)☆☆☆。

そして

『蛇を踏む』(文春文庫)☆☆。
『神様』(中央公論新社)☆。

本との出会いは不思議なものだ。

もし『蛇を踏む』を一番最初に選んでいたら
たぶんこの作家を続けては読まなかった。
だが、他のものを読んでいなくては
『蛇を踏む』のよさはきっと解らなかっただろう。

好きな作品、そうでもない作品があってこそ
好きな作家が出来上がるのだろう。



偶然の鉄道読み物 [読書や本]

2冊の文庫を続けて読んだ。
偶然どちらも鉄道物。

有川浩著 『阪急電車』 幻冬舎文庫刊

hankyu.jpeg

阪急今津線という8駅を往復する間に
交差するいろいろな人たちの16の物語。
それぞれの駅がそれぞれの登場人物との
関わりが時に強く、時に浅く描かれている。

阪急電車、と言うとついマンドリン製作者のKさんを連想してしまうのは、
彼の息子さんが阪急のプラレールで遊んでいたからに他ならない。

阿川大樹著 『D列車で行こう』 徳間文庫刊

dream.jpeg

廃線が決まっていたローカル線を
不思議に心ひかれた3人がアイディアをいろいろ練って
人の集まる場所に変えていくお話。
同世代のファンタジー?として読むなら、面白い。

有川浩さんの文章が面白かったので続いて読んでいるのが・・・
『塩の街』 角川文庫刊 
読み始めたばかりだが、これは少し難解?不思議な世界だ。

工房の匂い [読書や本]

入院中(1月19日~2月26日)の楽しみと云えば・・・
読書!に尽きる。
いろいろなジャンルの本を読み漁った。
しかし、今になって覚えているのは数えるほど・・・
何だかやるせない。

ヤマハミュージックメディア 『ギターと出会った日本人たち』 竹貴久雄著
現代ギター社 『ギターに魅せられて』 荒井史郎著

この2冊はさすがに印象に残っている。

しかし、もっとも忘れられないものは
同業のT君が「自分の好きな本なんです」と云って
渡してくれた文庫本だった。
それを読み始めた瞬間に目頭が熱くなった。
おそらく彼の工房にあったものなのか、
ギター工房の匂いがかすかに感じられたためだ。

もうそろそろCHSプレートを外すための
短期入院が近づいている。

今度はどんな読書をしよう。

因みに今日、駅まで歩いて買ってきたものは
万城目学著『プリンセス・トヨトミ』

toyotomi.jpg

前から読みたかったものなので楽しみだ。


もう年が変わってしまいます [読書や本]

この頃、読みたい単行本はひたすら耐えて
文庫になってから読み始める。

一番その「読みたい願望」を堪えたのが
伊坂幸太郎著 『ゴールデンスランバー』
今は書店に山積みになっている。

goldenisaka.png

我慢している間に映画化もされて、その登場人物
が浮かんで、これには困った。台詞を読んでいても
堺雅人や竹内結子の声が聞こえてきてしまう。

でも面白くて、次のページはもっと先に取っておきたい!
でも早く読みたい。こんなジレンマに悩んだのは久し振り。

あ、もう今年も残り30分足らず・・・

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『鴨川ホルモー』を読んだ人も、読まなかった人も楽しめる。

大晦日にアタフタこんなことを書いてしまったが、
来年もきっとこんな調子で続けていくのでしょう・・・

皆さま、本年はありがとうございました。
来る年も良い年でありますように!



Juan Ramón Jiménez [読書や本]

スペインのノーベル文学賞受賞者、詩人ファン・ラモン・ヒメネスの
日本での知名度はかなり低い、と思う。
『ヒメネス詩集』はおろか、『プラテーロと私』もたぶん
スペインを愛する人たち以外きっと知らないだろう。
いくつかは翻訳されているので手にすることも
可能だ。

ギターで言えば、テデスコとE.デ・ラマーサの
プラテーロが有名。

スペイン国営放送(RTVE)のサイトで検索したところ
下記のラジオドキュメンタリー作品を見つけた。

Juan Ramón Jiménez (Documentos RNE)



なんのこっちゃ?と思わず雰囲気だけでも味わってみてほしい。
少し長いけれど、ファンの一人として
とても興奮する番組です。

ファンになった理由ですか?
jimene(z)・・・・・・nejime
アンダルシアでは語尾の(s)(z)は発音しないので・・・
九州南部地域では( ji )を<ヒ><イ><エ>と発音したりする・・・・・
まぁ、すごい<こじ付け>です。

食堂かたつむり [読書や本]

同名の映画化で、テレビスポットを一時期よく目にした。
小川糸著 『食堂かたつむり』 (ポプラ文庫)が最近の読み物
の中では秀逸だった。

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何より文章が上手い。別にこれと云ったドラマもなく、ただ
淡々と綴られていく文章は、詩的表現に満ちている。

一行目から、その文章の底辺に流れ続ける<哀しみ>が
オスティナートとなって読む者を彼女の世界に引き込んでいく。

2009年1月の、これがデビュー作と知って、ますます将来が
楽しみな作家になった。

月島慕情 [読書や本]

うっしいさんのブログで紹介されていた浅田作品。

浅田次郎著 『月島慕情』 (文春文庫)

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表題作を含む七編の短編集。大正時代から昭和、現代と
それぞれ違う時代背景が異なる作品群だが、どれも
市井の哀しみに満ちていて、つい浅田氏のテクニックに
嵌められてしまう。
『冬の星座』の<おばあちゃん>には泣かされる。

巻末の<作者自身による自作解説>は書店での
講演から起こしたものだが、納得して読後感に浸ることができた。

それにしても、最近文庫本のカヴァー装画は、いい雰囲気のものが多い。

伊坂幸太郎で暮れ、明けた新年 [読書や本]

あけましておめでとうございます
本年もよろしくおねがいいたします。

暮れに久々の文庫の新刊が出たので、手にした2冊の伊坂本。

『フィシュストーリー』(新潮文庫)

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と 『陽気なギャングの日常と襲撃』(祥伝社文庫)

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の二冊。

『フィシュストーリー』は4つの中短編からなる一冊。どれもファンにとっては
ワクワクしながら読める作品ばかり。
『陽気なギャングの日常と襲撃』は『陽気なギャングが地球を回す』の続編
と言える。お馴染みのメンバーたちが大活躍。痛快、のひと言。

大晦日には<重力ピエロ>のDVDを見ながら年を越し・・・

明けて、ご馳走を食べ、昼酒を飲み、久し振りの休日を
ゆっくり楽しんではいるが、どこか心の隅にある悲しみが
酔うことを戒めている気持ちがする。

ギター界にたくさんの業績を残し、お世話になったSさんが
30日に53歳の若さで亡くなったからだ。

合掌

JIN-仁-が面白い [読書や本]

朝ドラがイマイチだった<つばさ>から<ウェルかめ>になって、
ようやく朝の規則正しい生活を続けている。
しかし、この秋なんと言っても面白いドラマは
JINに尽きる。
タイムスリップ、幕末、竜馬、海舟・・・・毎週日曜の午後9時が
待ち遠しい。

原作は<村上もとか>のコミック。同氏の<RON~龍>は
Bコミックで毎週楽しく読んでいた。

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子供が買ってきたJINの原作を見たが、ドラマより展開が
速い。この原作に、よく肉付けをして面白いドラマに仕立てた
TBSに感謝。

こんな時、本屋さんで見つけた<荻原浩>の文庫本。
『僕たちの戦争』 (双葉文庫)

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氏の作品はいくつか読んでいるが、これはかなりの傑作。
現代の浮ついた若者と終戦間際の特攻訓練生が
時空を超えて入れ替わってしまう・・・
過去へ行ったケンタが、恋人の祖父母に出会っていた?
現代に来た吾一はケンタの運命を知ることになる・・・
さて、結末はどうなるか・・・

日本、日本人が変わってしまった部分と変わらない部分の
対比が面白い。
ケンタの恋人ミナミが実にカッコイイ。
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